
ドメインの整理
deepnude.to、.cc、.ai、同じ名前の別々のサイト
元のプロジェクトは公式サイトを持ちません。したがって「公式」と書いてあるページは、すべて後から名乗ったものです。
短い答え
deepnude.to、deepnude.cc、deepnude.ca、deepnude.ai といった綴りは、同じ製品の別々の入口ではありません。それぞれ別の人が別に取得した名前で、互いに関係はなく、中身も入れ替わります。元のプロジェクトはのうちに配布を止め、以後どこにも正規の配布元はありません。ですから、いま「公式」と書いてあるページは、すべてあとから自分でそう名乗ったものです。
全体の見取り図は2019年のプログラムとその後に、配布が止まるまでの数日は2019年に何が起きたのかにあります。
名前は誰のものでもない
同じ綴りの裏にある5種類の商売
どの綴りがいまどの商売に当たるかは、月単位で変わります。ドメインは売買され、止まり、別の持ち主の手で戻ってきます。ですから役に立つのは綴りの一覧ではなく、開いたページが何で稼いでいるかの見分け方です。
| ページの見た目 | 実際に売っているもの | 見分けがつく合図 |
|---|---|---|
| ソフトの配布ページ | ダウンロードという動作そのもの。押した先にあるのはアンケート、短縮リンク、別アプリの導入です。 | 更新日、公開者名、バージョン履歴、不具合の報告先。4つとも書かれていません。 |
| 有料のウェブサービス | クレジット制の処理。これが現在いちばん多い形で、実在する商売です。 | 料金ページ、規約、プライバシーポリシーが footer から開けます。 |
| 比較記事の体裁 | 紹介料。掲載順が広告の条件で決まっていることを書いていない場合があります。 | 広告であることの表示があるか、根拠が各社の資料なのか、試したと書いているのか。 |
| アカウントと鍵の転売 | 他人名義のアカウントや認証キー。前払いで、翌日には連絡が途切れます。 | 支払いが個人間のみで、領収の記録が残らない手段しか提示されません。 |
| 止まったドメイン | 広告枠。以前の中身は消え、名前だけが流用されています。 | 内部リンクがどれも同じ場所に戻り、固有の文章が1ページもありません。 |
右端の列は、綴りを覚えるより早く効きます。いちばん高くつくのは1行目で、配られているのはソフトではなく手順です。中身が2019年のコードとどう違うのかはGitHubに残るコードで扱いました。2行目に当たるページに着いたときは、料金の読み方が最初の判断材料になります。条件の詳細は課金が始まる地点にあります。
アドレス欄から
ドメインから読めること、読めないこと
アドレスは思ったより多くを語りませんが、まったく語らないわけでもありません。境目をはっきりさせておくと、無駄な安心を買わずに済みます。
読めること
- 登録された年。公開の登録情報に残り、先週作られた名前かどうかは分かります。Pornworks のドメインが2013年からという記録が、その種の情報です。
- 登録資格の有無。JPRSの説明によれば、JPドメイン名は日本に住所がある個人か組織でなければ登録できません。.to や .cc にその条件はありません。
- footer から規約とプライバシーポリシーが開けるかどうか。ログインしないと開けないなら、それ自体が答えです。
- 連絡先が入力フォームだけか、メールもあるか。請求を送れる宛先があるかどうかがここで分かります。
読めないこと
- いま誰が運営しているか。登録情報の代理サービスで持ち主は隠せますし、名前は売買されます。
- 鍵のアイコンが示すのは通信の暗号化だけです。相手が誰で、どの国にいて、ファイルをどうするかは何も示しません。
- 古い名前が安全だということ。古さが否定するのは「先週作られた」という仮説だけで、責任を負う相手を連れてはきません。
- どの綴りが「本物」か。比べる基準になる正規版が存在しないので、この問いには答えがありません。
確かめられる項目はどれも、アカウントを作る前に読めます。逆に、登録してからしか分からない条件がどこから始まるのかは登録が必要になる地点にまとめました。
3つの論点
「公式」という言葉が意味しないこと
正規版のないソフトについて、正規の配布元を名乗ることはできます。誰も止めないからです。
誰でも「公式」と書けます
ドメイン名は早い者勝ちで配られます。登録の窓口が確かめるのは支払いと連絡先で、そのページが何を名乗るかではありません。DeepNudeという語には権利を主張している人がおらず、名乗りを止める当事者もいないので、「公式」「正規版」「本家」はどれもページの自己申告です。
だから読む順番は見出しからではなく、footerからになります。肩書きは無料ですが、法人名と所在地は書けば責任が生まれるからです。開いて保存できるのは4つ。法人名、所在地、削除の期限、返金の条項。いま実際に動いているサービスを同じ4つで並べたものが6つのサービスの横並び比較です。
入口が横から来る
この分類のページに、ストアの検索からたどり着くことはありません。着くのは常に、誰かが渡したリンクか広告からです。そこには商品ページも、更新の履歴も、通報のボタンもありません。
だから同じ名前のページが何度も現れては消えます。消えるのは看板で、建物ではありません。サーバーも料金表も顧客も残っているので、似た綴りの新しい入口を用意するのは数分の作業です。
日本の法律から見ると
どの綴りを開いたかは、法律の判断を変えません。変えるのは行為です。刑法175条が見ているのは頒布と公然陳列で、どのドメインを経由したかは要件に入りません。サーバーが海外にあっても、行為が日本から行われた事実は動きません。
実在する人の画像が関わる場合には、さらに別の条文が重なります。法定刑を含む条文ごとの整理は刑法175条と性的姿態撮影等処罰法にあります。
よくある質問
ドメインについて聞かれること
答えられるのは、公開の登録情報と各サイトが自分で出している文書の範囲だけです。
本物のサイトはどれですか
ありません。2019年に作者が配布を止めて以来、正規の配布元は存在せず、名前の権利を主張している人もいません。どの綴りも、同じ検索語を使っている別々の事業者です。
「公式」と書いてあるページは信用できますか
その表記は自己申告です。名前の権利を主張している人がいないので、公式かどうかを判定する当事者も存在しません。読むべきなのは肩書きではなく、法人名、所在地、削除期限、返金条項の4つで、どれもfooterから開いて保存できます。
ドメインの末尾で安全性は分かりますか
分かりません。分かるのは登録資格の条件だけで、たとえばJPドメイン名は日本に住所がある個人か組織でなければ登録できません。それは誰が登録できるかの条件であって、中身の審査ではありません。
鍵のアイコンが出ていれば安心ですか
いいえ。鍵が示すのはブラウザとサーバーの間の通信が暗号化されていることだけです。証明書はどのドメインにも数分で発行でき、相手が誰か、ファイルをどう扱うかについては何も示しません。
同じ名前のサイトが消えたり現れたりするのはなぜですか
消えるのは入口だけだからです。サーバーも顧客も残っているので、似た綴りの新しい名前を用意すれば商売は続きます。だから出回っているリンク集はすぐ古くなります。