DeepNude 日本 代替サービス
窓の外を見つめる女性の後ろ姿

法律の現在地

日本での法的な扱いと、実際に起きている被害

「作っただけ」で終わる話ではありません。2023年以降、扱いははっきり厳しくなっています。

短い答え

「安全か」に1つの答えはありません。性質の違う3つの危険が同時に走っているからです。ファイルは国名すら書かれていないサーバーへ移り、お金は取り戻しにくい経路を通り、そして他人の写真が絡んだ瞬間に行為そのものが刑事の問題になります。前の2つは支払う前に文書を読めば小さくできます。3つ目は交渉の余地がありません。

扱っているサービスの範囲は対象にしているサービスの範囲、出てくるファイルについて各社が何を公開しているかは出力される画像について公開されていることにあります。

4本の法律

日本で動く条文と、それぞれが見ているもの

同じ1枚のファイルに、性質の違う条文が重なります。どれが動くかは、そのファイルがどう作られ、どこへ置かれ、誰が写っているかで変わります。

法律対象にしている行為法定刑
刑法175条わいせつな電磁的記録の頒布と公然陳列、電気通信の送信による頒布、有償で頒布する目的の所持・保管。作られ方は問いません。2年以下の拘禁刑、250万円以下の罰金または科料。拘禁刑と罰金の併科も可能です。
性的姿態撮影等処罰法(2023年7月13日施行)人の性的な姿態を撮影する行為と、その撮影によって生まれた記録の提供、保管、影像の送信。撮影は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金。不特定多数への提供や公然陳列は5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金で、併科も可能です。
リベンジポルノ防止法(2014年)撮影対象者を特定できる方法で、私事性的画像記録を不特定多数へ提供する行為。告訴がなければ起訴できません。3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金。提供させる目的の行為は1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金です。
児童買春・児童ポルノ禁止法提供、公然陳列、製造、そして自己の性的好奇心を満たす目的での所持。所持だけで犯罪になるのはここです。所持は1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金。不特定多数への提供や公然陳列は5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金です。

条文の出典は刑法性的姿態撮影等処罰法私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律児童買春・児童ポルノ禁止法で、いずれもe-Gov法令検索で全文が読めます。施行日と改正の経緯は法務省の性犯罪関係の法改正等Q&Aにあります。

ここは編集記事であって法律相談ではありません。具体的な事案の結論は条文の一覧からは出ません。当事者になった場合に必要なのは記事ではなく弁護士です。

2つ目の危険

この分野でお金が消える5つの経路

損失は大きな1回の請求から来ることはまれです。たいていは小さな繰り返しか、帰り道のない支払いです。

  1. 取り消せない支払い

    暗号資産しか受け付けないサービスがあります。ネットワークが承認した時点で取引は確定し、資金を止めるカード会社も、申し立てられる紛争もありません。

  2. 自動で更新される契約

    最初の利用のあとも走り続ける週次・月次の請求です。外から資料が読める5つはいずれも自動更新を否定していますが、その文が無い場合は繰り返し請求だと考えるほうが安全です。

  3. 見知らぬ決済経路

    口座の明細に出る名前がサービス名ではなく、海外の仲介業者になります。カード会社へ異議を出すときに説明が必要なのはその名前です。

  4. 別売りの認証キー

    導入用ファイルに典型的な形です。プログラムは無償なのに最初の画面が鍵を要求し、その鍵は取引の証拠が残らない個人間のやり取りで売られます。詳しくはダウンロードできるファイルの正体で扱いました。

  5. 返金なしと書かれた販売

    返金しないと書くこと自体は違法ではなく、実際に明記しているサービスもあります。問題が起きるのは、その条項を支払ったあとに初めて読む場合です。

同じ5つの経路は、住所のない入口でいちばん露骨に現れます。チャンネルが入れ替わる仕組みはボットが消える理由にまとめました。

3つ目の危険

条文ごとに、何が要件なのか

同じ「同意のない性的画像」でも、条文ごとに見ているものが違います。その違いが、被害にあった側の取れる手段にも直結します。

刑法175条:中身と頒布

この条文は作られ方を問いません。わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体などを頒布し、または公然と陳列した者を2年以下の拘禁刑、250万円以下の罰金または科料に処し、併科も認めます。電気通信の送信によってわいせつな電磁的記録を頒布した場合も同様で、有償で頒布する目的での所持・保管も対象です。

逆に、自分で見るために手元に置くことは、この条文の対象になっていません。境目は保存したかどうかではなく、他人に届く場所へ置いたかどうかです。受け取ったファイルをグループへ転送する行為は頒布の側に入ります。どのサイトで作ったかは要件に入らないので、入口の違いは結論を変えません。入口の種類はドメインごとの違いにまとめています。

性的姿態撮影等処罰法:撮影が起点

2023年7月13日に施行された法律です。第2条は、正当な理由なくひそかに性的な姿態を撮影する行為などを3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金と定め、未遂も罰します。第3条は、そうして生まれた記録の提供を同じ刑で、不特定多数への提供や公然陳列を5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金としています。

読むときに注意が要るのは定義です。第3条が対象にする「性的影像記録」は、第2条の撮影行為などによって生成された記録と定められています。着衣の写真を加工して作られた画像がこの定義に当てはまるかどうかは、条文の文言だけから自動的に決まるものではありません。だからこの種の事件で実際に使われてきたのは、別の条文でした。

リベンジポルノ防止法:撮影された画像

2014年の法律で、第2条は「私事性的画像記録」を、一定の姿態が撮影された画像に係る電磁的記録と定義しています。第3条は、撮影対象者を特定できる方法で不特定多数へ提供した者を3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金とし、第4項でこれを親告罪としています。つまり被害者の告訴がなければ起訴できません。

この法律にはもう1つ、実務上効いてくる特例があります。第4条は、プロバイダに送信防止の措置を求めた場合、発信者へ照会してから2日で同意の申出がなければ、措置をとった事業者が発信者への賠償責任を負わないと定めています。一般の手続きより短い期間です。ただし、ここでも定義は「撮影された画像」から出発します。

実際に立件された例

2020年10月、AIでアダルト動画の出演者の顔を芸能人の顔に差し替えた動画を公開したとして、男性2人が名誉毀損と著作権法違反の疑いで逮捕されました。ITmedia NEWSの報道によれば、警視庁と千葉県警による国内初の摘発で、2019年12月から2020年7月にかけて自ら運営するサイトで約400本を公開し、80万円以上の収益を得ていたとされます。使われたのは、性的な画像を直接扱う条文ではなく、名誉毀損と著作権でした。

2025年12月5日には、名古屋地検が、児童の写真を使いAIで作った性的な画像を所持していたとして元小学校教諭を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪で追起訴しました。時事通信の報道は、性的ディープフェイクの所持に同法を適用したのは初とみられると伝えています。行政の側も動いていて、警察庁は児童の性的ディープフェイク被害・加害防止のための広報啓発資料を2025年12月に公開しました。

削除と相談の窓口

2025年4月1日に情報流通プラットフォーム対処法が施行されました。総務省の解説のとおり、大規模なプラットフォーム事業者には対応の迅速化と運用の透明化が義務づけられています。法律の第25条は、申出を受けた日から14日以内で総務省令が定める期間内に、判断の結果を申出者へ通知しなければならないと定めています。

相談の窓口も別に用意されています。総務省の委託事業である違法・有害情報相談センターは、無断で写真を掲載された場合などの相談を無料で受け付けています。犯罪や事故には至っていないが警察に相談したいときの番号は政府広報オンラインが案内する警察相談専用電話「#9110」です。手続きの順番は情報流通プラットフォーム対処法にもとづく請求にまとめました。

請求の宛先がある3つ

身元か条件を明文にしているサービス

責任を問える相手がいるかどうかは、外から確かめられる数少ない項目です。仕上がりの保証ではなく、約束が破られたときに請求を持ち込む先があるかという話です。

  1. WaveSpeedのカード用にAIで作った女性の画像
    1登記2社

    WaveSpeed

    シンガポールと香港の登録2社を住所つきで示し、カードとPayPalに対応し、同意のない裸体の生成を規約で禁じています。

  2. UndressHerのカード用にAIで作った女性の画像
    2返金期間あり

    UndressHer

    Telelink Network Limited(英領ヴァージン諸島)を運営者として記載し、14暦日の返金期間を定め、カードを受け付けています。

  3. Undresswithのカード用にAIで作った女性の画像
    3期限が明文

    Undresswith

    入ったファイルに単一の期限を書く唯一のサービスです。暗号化して最大24時間で削除、アカウントの記録は7年と述べています。

「サイトを開く」は広告リンクです。リンク先で購入があれば編集部は紹介料を受け取ります。追加費用はかからず、掲載順も変わりません。編集部は画像を処理せず、写真も受け取りません。収入の仕組みと訂正の方針は収入の出どころに書いています。カードの番号は読む順番で、順位ではありません。

よくある質問

法律とお金について

答えの根拠は条文、行政の公表資料、報道、そして各社の公開文書です。根拠が無いところは、無いと書きます。

日本でこの種のサービスを使うと違法ですか

行為によります。わいせつな電磁的記録を送信により頒布すれば刑法175条の対象になります。実在の人を撮影した記録が絡む場合は性的姿態撮影等処罰法やリベンジポルノ防止法が関わり、児童に関わる場合は所持だけで犯罪です。具体的な事案は弁護士に相談してください。

機械が作った画像なら対象外ですか

いいえ。刑法175条は作られ方を問わず、頒布と公然陳列を見ています。一方で、撮影を起点に定義している条文もあり、どれで進めるかは事案によります。実際の摘発では、名誉毀損や著作権法、児童ポルノ禁止法が使われた例があります。

自分の写真が消えたか確認できますか

できません。外から確かめられるのは、各社が何を約束しているかと、その約束がページ間で一貫しているかどうかだけです。他人のサーバー上の削除を検証する方法はありません。

暗号資産しか受け付けないサービスは危険ですか

お金については、そうです。暗号資産の支払いはネットワークが承認した時点で確定します。カードなら、請求を止めたり争ったりできる銀行が間に残ります。

自分の画像が出回っていました。最初に何をしますか

証拠を先に確保してください。掲載先のアドレス、アドレス欄と時刻が写った画面、アカウント名、日時。そのあとで、プラットフォームへの削除の申出と、相談窓口や警察への相談を並行して進めます。削除が通ると証拠も一緒に消えます。

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