
出力の条件
実際に出てくる画像について公開されていること
検索の多くは結果の画像を探していますが、その画像がどう扱われるかを書いているサービスは多くありません。
短い答え
出てくるファイルについて、各サービスが公開している情報はごくわずかです。6つとも静止画の出力解像度を公開ページに書いていません。無償の結果に透かしが入るかどうかも、どこにも書かれていません。書かれているのは保存期間だけで、しかもその数字を出しているのは2社です。日本ではもう1つ前提が違います。何を配布できるかの線が、刑法175条によって他国と別の位置に引かれているからです。
この名前でどんな検索が集まっているかはこの名前で何が検索されているか、同じ処理が別の呼び名で流通している理由は同じ処理の別の名前にあります。
出力について
各社が書いていること、書いていないこと
同じ4項目で並べます。解像度、透かし、保存期間、そして結果のリンクの扱い。空欄は、書かれていないことそのものが答えです。
| サービス | 出力について書かれていること | 保存期間 |
|---|---|---|
| Undresswith | 入力はJPG、PNG、WebP、AVIFの20MBまで。出力解像度の記載はありません。 | 暗号化して最大24時間で削除。ただしアカウント、決済、IPの記録は7年。 |
| Deep Undress | 入力はJPG・PNG・WEBP・BMPの20MBまで。下書きの表示自体が残高2単位です。 | 3つの画面で3つの説明。保存しない、結果は72時間、履歴は3日。 |
| Ainudez | 1枚15クレジット。顔の修正も1回の実行として課金されると明記しています。 | 期限なし。「合理的に必要な期間」とだけ書かれています。 |
| WaveSpeed | 実行単位で1枚0.005〜0.14ドル。解像度と設定で価格が上がると明記しています。 | 期限なし。アップロードは学習データとして挙げられています。 |
| UndressHer | 規約は結果のダウンロードと共有を禁じる一方、トップページは保存を案内しています。 | 期限の記載なし。学習には合成データを使うとだけ述べています。 |
| Pornworks | 外から読める文書がありません。 | 読めません。 |
この表でいちばん重いのは空欄です。解像度が書かれていないので、仕上がりの質は取引の前に比べられません。画面の中の見本は、実際に落ちてくるファイルよりきれいに見えるのが普通です。透かしの有無も同じで、分かるのはファイルが手元に来てからで、消すのに追加費用がかかるのかにも事前の答えがありません。無償の枠でどこまで出るのかは無料と書かれた範囲がどこまでかにまとめました。
もう1つ、静止画より条件が細かく書かれているのが動画です。秒数と解像度で価格が動くため、数字を出さざるを得ないからで、計算は秒単位の課金についてにあります。
日本の前提
刑法175条と、画像そのものへの要求
多くの国では、問題になるのは同意です。日本ではそこに、画像そのものの状態を問う条文がもう1本重なります。
刑法175条(e-Gov法令検索)が対象にしているのは、わいせつな電磁的記録の頒布と公然陳列、そして有償で頒布する目的での所持・保管です。作られ方は要件に入らず、自分で見るために手元に置くことも入っていません。国内で流通する性的な映像に修正が入っているのは、この条文があるからです。
ここから、外国のサービスを使う場合の具体的な違いが出ます。海外の事業者はこの前提を共有していないので、返ってくるファイルに日本の慣行は反映されません。そして条文が問うのは作られ方ではなく、頒布や公然陳列があったかどうかです。受け取ったファイルをグループへ転送する行為も、この条文の言う頒布の側に入ります。わいせつに当たるかどうかは、最後に裁判所が事案ごとに判断します。
実在する人が写り込んでいる場合は、さらに別の条文が重なります。どの法律がどの場面で動くのか、法定刑を含む条文ごとの整理は日本での法的な扱いにあります。
4つの実務
出てきたファイルの周りで起きること
画像は1枚のファイルとして完結しません。周りに、リンクと記録と別の複製が付いてきます。
結果のリンクは誰でも開けます
結果はほぼ常に、ランダムな文字列を含む長いアドレスとして提示されます。守っているのは1つの前提だけです。他人はそれを言い当てない。これは権限の管理ではありません。誰が開いたかの確認もなく、アカウントとの結びつきもなく、リンクが人手に渡っても何も変わりません。
そのため、会話や自分のメモ、共用のブラウザ履歴に貼ったリンクは、アカウントを閉じたあとも動き続けます。サーバー側でファイルが本当に消えるまでです。そして何日で消えるかは、上の表に戻ります。24時間と書いた1社、3つの数字を出した1社、答えのない4社。
写真の中に入っている情報
画像ファイルは見えている絵だけを運ぶわけではありません。中に端末の機種、撮影日時、ときには位置情報が入っています。送信のたびにIPアドレスとブラウザの手がかりも一緒に届きます。これを取り除くサービスもあれば、そのまま保存するサービスもありますが、どちらをしているかを説明しているところはほとんどありません。
自分のアカウントの履歴を消しても、向こう側にある複製には届きません。どこまでを各社が公開しているかを4問で並べたものがどれが何を公開しているかです。
解像度が書かれていない意味
6つとも静止画の出力サイズを公開していません。無償の枠と有料の結果で大きさが変わるのかどうかも、どの文書にも書かれていません。実際の数字が分かるのは、ファイルが手元に来てプロパティを開いたときだけです。
元の写真より鮮明になることは原理的にありません。指定した領域の中には復元できる本物の細部が無く、拡大処理で増えるのは画素であって情報ではありません。増えるのはたいてい境界の破綻のほうです。
自分の画像が出回ったとき
順番が結果を左右します。最初にするのは反応ではなく記録です。掲載先の完全なアドレス、アドレス欄と時刻が写った画面の保存、拡散しているアカウント名。削除が通れば投稿と一緒に証拠も消えるので、何かを動かす前に控えを作ります。
そのあとは複数の窓口が並行して動きます。プラットフォームへの申出、相談先への連絡、そして警察への相談。それぞれ何を書く必要があるのかは相談先の順序にまとめました。
よくある質問
出てくる画像について
答えの根拠は各社の公開文書と日本の法令の条文です。
出力の解像度はどこに書いてありますか
どこにもありません。6つとも静止画の出力サイズを公開ページに書いていないので、品質は取引の前に比べられません。分かるのは、落ちてきたファイルのプロパティを開いたときです。
無償で作った画像に透かしは入りますか
6つとも公開文書に書いていません。答えが出るのはファイルが手元に来てからで、消すのに追加費用がかかるのかという次の問いにも事前の答えがありません。
日本のサービスのようにモザイクが入りますか
海外の事業者は日本の慣行を前提にしていません。国内で流通する性的な映像に修正が入っているのは刑法175条があるためで、その条文は頒布と公然陳列を対象にしています。わいせつに当たるかどうかを最終的に判断するのは裁判所です。
結果のリンクは自分だけが開けますか
いいえ。多くの場合アドレスはアカウントに結びついておらず、守っているのは推測しにくい文字列だけです。サーバー側でファイルが消えるまで、そのリンクを持つ人は誰でも開けます。
自分の画像を使われました。まず何をしますか
証拠を先に確保してください。掲載先のアドレス、アドレス欄と時刻が写った画面、拡散しているアカウント名。削除が通ると証拠も一緒に消えます。そのあとで削除の申出と相談を並行して進めます。